6月に入り、体だけでなく「なんとなく肌の調子が悪い」と感じていませんか?
その肌の不調は、梅雨のせいかもしれません。
じつは梅雨は、体だけでなく肌にも不調が出やすい季節。
湿度の高さや気圧の変化で体調を崩しがちな時期に、肌の調子まで悪くなってしまうのはつらいですよね。
この記事では、梅雨の気圧と湿気が肌にくすみやむくみをもたらす理由や自宅ケアなどの改善策をご紹介します。
「なんとなく肌の不調が続いている」「梅雨に負けない肌をつくりたい」という方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
梅雨が肌のくすみ・むくみなどの肌悩みに繋がる理由
梅雨の肌のくすみやむくみには、気圧や湿度、気温の変化などが関係しています。
不安定な気圧や湿度の上昇、気温の上昇などの環境の変化にともない、肌も不安定な状態に。
梅雨時期の気候の変化と梅雨に起こりやすい肌不調の関係として、以下の3つが挙げられます。
- 気圧の低下→血行不良
- 湿度が上がる→体に水分が溜まりやすくなる
- 気候の変化→自律神経の乱れ
ひとつずつ解説していくので、肌に不調を感じている方は要チェックですよ!
①気圧の低下→血行不良
気圧の低下による血行不良が、梅雨の時期に肌がくすむ原因のひとつ。
起こりやすいくすみとして、青っぽいくすみやグレーがかったくすみなどがあります。
低気圧の状態が続くと体にかかる圧力も弱くなり、それにしたがって血圧も低くなり、結果として血行不良になりやすいのです。
そのため梅雨の時期には顔色が悪く見える青っぽいくすみが起こりやすいといえます。
また、血流が滞ると肌のすみずみまで酸素や栄養が届きにくくなるため、肌が栄養不足の状態に。
栄養不足によるターンオーバーの乱れから肌表面の角質がうまく除去されず、顔全体が曇ったようなグレーがかったくすみが発生したり、ゴワつきを感じたりすることもあります。
肌が荒れているわけではないのにメイクノリが悪かったり、顔色が悪く感じられる場合は、血行不良による肌のくすみを疑ってみましょう。
②湿度が上がる→体に水分が溜まりやすくなる
梅雨の時期に体や肌のむくみに悩む方も多いのではないでしょうか?
そのむくみは、春先と比べて急上昇する梅雨の湿度と関係があるといえます。
汗は通常であれば空気中に蒸発していきますが、梅雨の高い湿度が汗の蒸発を邪魔し、体の表面に留まりやすい状態に。
そのため体の中の余分な水分が排出しづらくなり、むくみにつながるのです。
また、体から水分が排出されづらいことにくわえ、低気圧による血行不良なども起こるため、梅雨はとくにむくみやすい時期であるともいえます。
むくみがひどくなると、肌が栄養不足になり肌トラブルを起こしやすくなる、体に脂肪がつきやすくなる、体調へ悪影響を及ぼすなど、さまざまなトラブルにつながる可能性も。
梅雨はほかの季節と比べ、よりむくみケアが必須ですよ。
③気候の変化→自律神経の乱れ
梅雨の気候の変化による自律神経の乱れもまた、肌のくすみやむくみを引き起こす原因です。
梅雨はくもりや雨が続いたり、晴れたと思ったら突然豪雨に見舞われたりと、気候の変化が激しい時期。
そのような激しい変化によって自律神経のバランスが乱れると、肌にも悪影響があるのです。
自律神経の乱れはホルモンバランスの乱れにもつながり、肌のターンオーバーを狂わせてしまいます。
肌のターンオーバーが乱れるとくすみだけでなくさまざまな肌トラブルを起こしやすく、発生した肌トラブルが改善しにくい状態に。
また自律神経が乱れると、肌のバリア機能が低下することで敏感になったり、不安定な状態になったりもしてしまうため、普段よりも優しいスキンケアに変更するなどの工夫が必要です。
梅雨の肌のくすみ・むくみを撃退する自宅ケア方法5選
梅雨の気圧や気温の変化による肌トラブルには、普段とは少し異なったアプローチが必要です。
梅雨の肌トラブルは肌表面だけのケアではケアできないため、血流やリンパの流れを促すケアや、体の内側の巡りを整える生活習慣を意識するのがポイント。
「具体的にはどんなケアが効果的なの?」という方のため、ここでは肌のくすみやむくみを撃退するのにおすすめのケア方法を5つご紹介。
- 軽いマッサージや温かいタオルでのケア
- 湯船にしっかり浸かる
- 抗酸化成分入りのスキンケア
- 生活習慣を整える
- ストレスをためないようにする
少し意識するだけでも効果はあるので、ぜひ参考にして実践してみてくださいね!
軽いマッサージや温かいタオルでのケア
梅雨に起こりやすい血行不良はくすみだけでなく体調にも悪い影響を与えるため、軽いマッサージや温かいタオルを用いたケアを取り入れましょう。
マッサージは強い力で行う必要はなく、肌表面を優しくさすったり、揉んだりするのがおすすめです。
マッサージする部位は基本的にお好きな部位で大丈夫ですが、「第2の心臓」と呼ばれるふくらはぎのマッサージはより効果的ですよ。
また、温かいタオルを首のうしろやデコルテなどに当てるのも、血行不良改善におすすめ。
とくに首すじや鎖骨を含むデコルテは血行不良を改善できるだけでなく、顔色も良くなる、リンパの流れが改善するなど嬉しい効果がたくさんありますよ。
ホットタオルは濡らしたタオルを固くしぼり、電子レンジでチンするだけで簡単に用意できます。
ただ、熱くしすぎて火傷をしないように注意してくださいね。
湯船にしっかり浸かる
蒸し暑い梅雨ですが、入浴時に湯船にしっかり浸かることで血行不良やむくみのケアができますよ。
体をあたためると血行が促進され、発汗による老廃物の排出効果も期待できます。
血行が改善したり体の老廃物を排出したりすれば、梅雨に起こりやすい肌のくすみやむくみへアプローチでき、どんより肌を撃退できるのです。
また、水圧による刺激も血行改善に効果的。
入浴中に前述したマッサージを取り入れれば、さらに「肌の梅雨だる」をケアできますよ!
梅雨は気温も高くのぼせてしまうので、38℃〜40℃のぬるめの温度で浸かるのが良いでしょう。
理想は20分程度浸かることですが、無理のない範囲で行ってくださいね。
生活習慣を整える
外的な要因で自律神経や肌の調子が乱れやすい梅雨こそ、生活習慣を整えることを意識しましょう。
ここでの生活習慣とは主に、食事や睡眠、運動などを指します。
食事は炭水化物、たんぱく質、脂質のバランスにくわえ、ビタミンとミネラルもしっかり摂るようにするのが良いでしょう。
食事だけで栄養を摂るのが難しい場合はサプリなども活用してみてくださいね。
睡眠は肌の調子にかなり重要なため、できるだけ優先して睡眠時間を確保できるとベター。
理想の睡眠時間は7〜8時間です。
また、日常的な運動は血流の促進や老廃物の排出にくわえ、肥満防止など嬉しい効果がたくさんあります。
無理のないバランスで、少しずつ生活を整えていくことが大切です。
ストレスをためないようにする
梅雨の肌のくすみやむくみケアとして見落としがちなのが、ストレスのケアです。
学校や仕事などでなにかと忙しい毎日では、少しずつストレスが溜まりがち。
ストレスは自律神経のバランスに大きな影響を及ぼすため、肌の「梅雨だる」を防止・ケアするためにも、ストレスを溜めないことが重要なのです。
ストレスの発散方法は人それぞれ違うので、自分に合った方法を見つけて実践してみましょう。
ただ、過度な飲酒などは一時的にスッキリしても、長期的に続けることで逆にストレスになる場合があるので注意が必要です。
なにをすればストレス発散できるかわからない方は、心身の「心地よさ」を意識してみてくださいね。
抗酸化成分入りのスキンケア
皮脂の酸化をケアすることで、血行不良のくすみだけでなく、肌の表面的なくすみも撃退できます。
梅雨は気温も湿度も上がり、皮脂の分泌量が増える時期でもあります。
そのため血行不良によるくすみだけでなく、皮脂の酸化によるくすみもダブルでケアしたいところ。
さらに、酸化した皮脂はくすみだけでなく肌の炎症につながったり老化の原因になったりと、肌にダメージを与える存在です。
「梅雨だる」以外の肌トラブルを防ぐため、内面的なケアにくわえて、ビタミンCなどの抗酸化成分入りのアイテムをスキンケアに取り入れるのがおすすめですよ。
梅雨のくすみやむくみを打破するスキンケアの工夫アイテム
梅雨の肌のくすみやむくみのケアには内側からのアプローチも大切ですが、普段のスキンケアでの工夫も同じように大切です。
そこで、「梅雨のスキンケアアイテムはこれを意識してほしい!」というスキンケアの工夫ポイントを3つご紹介します♪
- 血行促進アイテムを追加
- 皮脂ケアアイテムを追加
- ビタミンCアイテムを追加
各工夫ポイントのおすすめアイテムもあわせて紹介しますので、「梅雨のスキンケアにはなにを足したら良いの?」とお悩みの方はぜひチェックしてくださいね♪
血行促進アイテムを追加
梅雨時期の大敵である血行不良を改善するため、血行促進アイテムを追加するのがおすすめです。
おすすめのアイテムは、一気に血行促進を叶えてくれるBIOPHYTOの「ハーバルコンプレックス」!
ハーバルコンプレックスは、自宅で手軽にエステ級のハーブピーリングができる梅雨の救世主アイテムです。
ただ、梅雨の時期は少しアレンジをくわえて2日に1回、顔全体に薄く塗布して3分だけ放置することでさらなるくすみ改善が期待できます♪
※肌状態によるため、サロンのスタッフへ事前にご相談ください
皮脂ケアアイテムを追加
皮脂の分泌が増える梅雨には、皮脂ケアアイテムを追加するとより良い肌状態をキープしやすいですよ。
皮脂ケアアイテムとしておすすめなのは、BIOPHYTOの「リフレッシングトナー」。
肌にうるおいを与えつつ余分な皮脂をオフできる拭き取り化粧水で、ニキビの発生も抑制してくれる優れものです!
湿度の高い時期であれば、アトマイザーに移しかえ、日中にメイクの上から吹きかけるミスト化粧水として使用するのもおすすめ♪
メイクをしている日中でも皮脂ケアができますよ!
ビタミンCアイテムを追加
皮脂のケアだけでなく、肌のくすみケアができるビタミンCアイテムも、梅雨の時期には積極的に取り入れたいところ。
おすすめしたいアイテムはBIOPHYTOの美容液「アリューイングセラム」、体の内側からビタミンCを補給できる「Dコレクション」と「リポビットVC」の3つです!
アリューイングセラムのように美容液として肌に直接ビタミンCを補給するアイテムにくわえ、内側からもビタミンCでケアをすれば、くすみ知らずの素肌に近づけますよ♪
さらにDコレクションはビタミンC以外にも嬉しい成分がたくさん配合されているので、インナービューティーとしてビタミンC以外にも美容成分を取り入れたい方におすすめです。
【スタッフ厳選】梅雨にこそ使ってほしい脱”肌の梅雨だる”アイテム
前章の工夫アイテムにくわえて、Shebelleのスタッフから「これは梅雨にこそ使ってほしい!」と熱視線を浴びた厳選アイテムも2つご紹介♪
- リバイタライジングマスク
- アルティメントディフェンスデイクリームSPF20
実際に使用したスタッフのコメントも記載するので、気になった方はお気軽にサロンに問い合わせてくださいね。
リバイタライジングマスク
リバイタライジングマスクは、肌をくすませる原因のひとつである「糖化」を阻止してくれるマスクです。
抗糖化作用だけでなく、抗酸化作用や血行促進作用があるのがこのマスクの注目ポイント。
肌のケアをしたいけど食事まで気が回らない!という方に試していただきたいアイテムですよ♪
【スタッフコメント】

季節の揺らぎでポツポツニキビができやすい方にもおすすめで、ニキビ跡にならずケアしてくれていつも助かってます!
最近くすんでるな~というときに使用すると、お肌のトーンを上げてくれます!
甘いものや炭水化物、お酒が好きな方にもオススメなアイテムです♪
アルティメットディフェンスデイクリームSPF20
\アルティメットディフェンスデイクリームSPF20の商品ページはこちら/
アルティメットディフェンスデイクリームSPF20は、紫外線をカットしつつ皮脂の抑制をしてくれるデイクリーム!
日中の湿度によって皮脂が過剰に分泌されやすい時期には、スキンケアの最後のクリームをデイクリームに変更するのがとてもおすすめなのです♪
アルティメットディフェンスデイクリームSPF20には水分補給や殺菌・抗菌効果のある成分も配合されているため、日焼けだけでなく肌荒れからも肌を守ってくれますよ。
【スタッフコメント】

このデイクリームを塗るとお肌がトーンアップしているような体感があります!
ベタつきがないテクスチャーなので、メイク前にもとくに気にならず、混合肌の私でも日中ベタつきレスでいられるのが嬉しいです!
梅雨の肌に関するQ&A
最後に、梅雨の肌に関するよくある質問を3つご紹介します!
- 肌のテカリやベタつきが気になるけどスキンケアは必要?
- 雨やくもりが多くなるので紫外線対策はほどほどで良い?
- 湿度が高いほうが肌に良い?
梅雨のスキンケアに対する疑問を解決するために、肌の”梅雨だる”を防ぎたい方はぜひ読んでみてくださいね。
肌のテカリやベタつきが気になるけどスキンケアは必要?
肌のベタつきなどが気になる場合でも、スキンケアは必要です!
ベタつきが気になる場合は脂性肌かインナードライ肌の可能性が高く、それぞれ適切なスキンケアをすることでテカリやベタつきの改善にもつながりますよ。
アイテムは、高保湿タイプのものよりも、オイルフリーのもので水分補給をするのがおすすめ。
部分的なテカリやベタつきが気になる際は、気になる部分だけに違うアイテムを使うのもひとつの手です。
雨やくもりが多くなるので紫外線対策はほどほどで良い?
雨やくもりでも、紫外線対策はしっかり行うのがマストです。
6月の紫外線量は夏並で、くもりの場合晴天時の60%程度、雨の場合は30%程度の紫外線が肌に到達しています。
天気によって紫外線量が異なるのは事実ですが、もとの紫外線量が夏並である以上は、屋外に出るときは日焼け止めを塗った方が安心ですよ。
日焼け対策は日々の積み重ねなので、未来の肌のためにも紫外線対策はしっかり行いましょう!
湿度が高いほうが肌に良い?
湿度が高いほうが肌の水分を失わずに保てそうですが、じつはそうともいえません。
肌にとって適切な湿度は60%ほどといわれていますが、梅雨時期の湿度は60%を超える日がほとんど。
湿度が高すぎると汗や皮脂の分泌が増えて、ニキビや赤みなどの肌トラブルにつながりやすくなってしまうのです。
とはいえ、外気の湿度のコントロールはできないため、スキンケアで対策してくのが大切ですよ。
適切なケアでくすみやむくみなどの”肌の梅雨だる”を乗り越えよう!
湿度と気温、気圧の変化によって肌にトラブルが起きやすい梅雨。
梅雨の時期に起こりやすい肌のくすみやむくみなどは、スキンケアにくわえて生活のなかの意識や工夫でケアをしていく必要があります。
この記事では、梅雨に肌のむくみやくすみが起こりやすい理由やその対策、おすすめアイテムなどを紹介しました。
ジメジメとして気分も下がりがちな梅雨ですが、しっかり適切なケアをすればくすみやむくみ知らずの肌を目指せますよ♪
記事内で紹介した方法やアイテムを参考に、梅雨に負けないすこやかな肌を手に入れましょう!