「毎日パック」はNG?肌悩み別おすすめマスクも紹介

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内藤

■統括マネージャー
【代官山店/新宿店/福岡天神店】

学生卒業後はフェイシャルエステティシャンとして毎月120名を超える指名のお客様の肌質改善をサポートさせていただいたほか、インストラクターとして技術・カウンセリングの指導も行ってきました。
シーベルを通して理想のお肌を叶えていくことはもちろん、通う前よりも自分のことを好きになれたり、自分にもっと自信をもてるようになったり、そんな女性をお客様・スタッフ含め1人でも多く増やしていくことがわたしの目標です!

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日々のスキンケア、少しでも時短したい!と思ったことはありませんか?

そのようなとき、シートマスクは手軽で簡単に保湿できるので、つい手を伸ばしてしまいますよね。

でも、じつはシートマスクを毎日使用すると、かえって肌にとって逆効果なことも……。

シートマスクの効果をより実感するためにも、この記事では毎日のシートマスクがおすすめできない理由や失敗しない使いかたについて解説します。

後半ではクリスティーナのおすすめマスクアイテムも紹介しているので、シートマスクを毎日使用している方や、マスクアイテムの使用を検討している方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

毎日のシートマスクはおすすめできない!その理由も3つ紹介

結論、毎日シートマスクを使用するのはあまりおすすめができません

もちろん肌の状態や個人差はありますが、シートマスクを毎日利用すると逆に肌にとって負担になったり、肌荒れを引き起こしてしまう可能性があるためです。

具体的な理由としては、以下の3点が挙げられます。

  • 肌のバリア機能が低下する可能性があるから
  • ニキビや毛穴トラブルにつながる可能性があるから
  • 肌の“怠け”現象を招く可能性があるから

ひとつずつ、詳しく説明していきます。

 

肌のバリア機能が低下する可能性があるから

シートマスクを毎日使用すると、かえって肌のバリア機能を低下させてしまう可能性があります。

シートマスクはさまざまな種類があり、配合されている成分も商品によって異なります。

なかには即効性を感じたり、毎日使用することでさらに効果が上がるとSNSで話題になったりするものがありますが、効果の高さの裏には「刺激の強さ」が隠れていることも。

たとえば美白やピーリング系の成分は、効果とともに刺激も強い傾向があります。

そのような成分を毎日肌に入れると、刺激が少しずつ積み重なり、肌のバリア機能が低下してしまう可能性があるのです。

肌のバリア機能が低下すると刺激をさらに受けやすくなり、肌の赤みやヒリつき、敏感肌の悪化につながってしまいます。

 

ニキビや毛穴トラブルにつながる可能性があるから

高保湿タイプのシートマスクを毎日使うと、ニキビや毛穴トラブルにつながる場合があるのも、毎日のシートマスクの使用をおすすめできない理由のひとつです。

皮脂の多い部分にさらに高保湿のシートマスクを高頻度で使用することで皮脂が過剰になり、毛穴詰まりを起こしやすい肌環境に。

毛穴が詰まるとニキビだけでなく黒ずみ毛穴などにも発展しやすく、ニキビ跡やクレーターなど、ホームケアでは改善が難しい肌トラブルに発展する可能性も否定できません。

どちらかというと混合肌やインナードライの方に起こりやすいですが、乾燥肌の方も例外ではなく、シートマスクの毎日の使用によって肌の水分と油分のバランスが崩れてしまうことには注意が必要ですよ。

 

肌の「怠け」現象を招く可能性があるから

じつはシートマスクの毎日の使用は、肌の「怠け」現象を招く可能性があります。

肌の怠け現象とは、「肌自身がうるおいを産む力が弱まる」ことです。

肌は本来、自身のうるおいを保つ機能を持っています。

しかし、つねに外からうるおいを十分すぎるほど与え続けると「うるおいを作らなくても足りている」と判断し、セラミド産生などの肌本来の保湿力が弱まり、結果として素肌の水分量が落ちてしまうリスクがあるのです。

そのため、シートマスクを毎日使用して肌にうるおいを過剰に供給するのはおすすめできず、その日の肌コンディションをみながらシートマスクを取り入れる方法がおすすめですよ。

シートマスクは量より質を大切にし、肌の状態にあわせて使用していくのが美肌への近道といえるでしょう。

 

シートマスクの失敗しない使いかた3選

手軽ゆえに毎日使いたくなってしまうシートマスクですが、毎日の使用はあまりおすすめできないと前項で説明しました。

つぎに、どのように使用すればシートマスクの効果を実感しやすいのか、パックの失敗しない使いかたを3つご紹介します。

  • 使用頻度や使用時間を守る
  • スペシャルケアとして取り入れる
  • シートマスクのあとに油分でフタをする

特別なことをする必要はなく、すぐに実践できる内容なので、シートマスクを効果的に使用したい人は参考にしてみてください。

 

使用頻度や使用時間を守る

シートマスクは、商品ごとに定められた使用頻度や使用時間を守ると、効果をしっかり実感することができますよ。

多くのシートマスクでは、使いかたとして5〜20分程度の放置時間が明記されています。

商品によっては週に2〜3回など、使用の頻度も記載されていることも。

これは商品を開発したメーカーがさまざまな研究の結果をもとに設定している時間や頻度なので、その商品が効果を発揮するためにもっとも適した使用方法といえます。

そのため、基本的には商品に記載されたどおりの使いかたをすることが、その商品の効果をもっとも引き出す手段ですよ。

どうしても使用時間よりも長くシートマスクを使用する場合は、シートマスクに追加で化粧水を含ませるなどして、水分の蒸発を防ぎましょう。

 

スペシャルケアとして取り入れる

多くのシートマスクには美容成分がたっぷり配合されているので、スペシャルケアとして取り入れるのもおすすめです。

シートマスクはスキンケアのなかの美容液と同じ位置付けになっていることも多く、顔にシートマスクを密着させることで肌へ美容成分を浸透させます。

普段のスキンケアよりも多くの美容成分を肌に届けらますが、そのぶん高頻度の使用にはリスクがともないます。

そのため、週に1〜3回のスペシャルケアとして使用するのが失敗しにくいコツといえますよ。

商品によっては推奨される使用頻度が記載されているものもあるので、その場合は指定された頻度で、記載されていない場合は週に1〜3回の使用におさえるようにしてみてくださいね。

また、肌の調子があまりよくない場合はシートマスクの使用を中断して様子を見ることも大切ですよ。

 

シートマスクのあとに油分でフタをする

シートマスクを使用したあとは、普段のスキンケアと同じように乳液やクリームなどでフタをするようにしましょう。

シートマスクはうるおい補充効果も高いので、使用したあとは肌がとてもうるおいます。

しかし、そのままスキンケアを終了にするのはNG。

肌の水分にフタがされていない状態なので、時間とともに水分が抜けていってしまいます。

シートマスクをしたあと、十分に保湿されていると感じる場合でも、乳液やクリームなどの油分系アイテムでしっかり肌にフタをするのはマストです。

しっかり油分でフタをすることで、シートマスクの効果をより肌にとどめられますよ。

ただ、混合肌の方や皮脂が気になる方は、あまり油分の多いアイテムを使用するとかえってニキビなどの原因になるため、軽めのアイテムを選んでくださいね。

 

シートマスクと塗るタイプマスクの違い

シートマスクのほかにも、最近は「塗るタイプ」のマスクアイテムも増えてきていますよね。

この2つは形状から異なる商品ですが、その役割も少し違いがあります。

2つの役割やメリット・デメリットを下記表に簡単にまとめました。

形状 役割 メリット デメリット
シートマスク うるおい補給 ・手軽

・効率よくうるおいチャージができる

・さまざまな種類がある

・フィット感が商品によって異なる

・部分使いが難しい

・使用方法を誤ると逆効果

塗るマスク うるおいキープ ・部分使いや量の調整が簡単

・長時間肌のふたになり、保水効果を維持できる

・寝ているあいだに使用できるものもある

・塗布や拭き取りが大変

・寝るとき使用すると寝具を汚す可能性がある

・塗りムラが起こりやすい

ざっくりと分けると、シートマスクはどちらかというと肌への水分補給や美容成分補給、塗るタイプのマスクはチャージしたうるおいを肌から逃さないようキープしつつ、美容成分も届ける役割であるといえるでしょう。

シートマスクの大きなメリットが手軽さであるのに対し、塗るタイプのマスクは使い勝手の良さや長時間のうるおいキープが挙げられます。

一方でシートマスクのデメリットは、フィット感が商品によって異なったり、使用方法を誤るとかえって逆効果になってしまうことも。

塗るタイプのマスクは塗る・洗い流す、または拭き取るといった手間があり、手軽さに欠ける点がデメリットです。

どちらのマスクアイテムも、適切に使用すればそれぞれとても効果的なので、どのアイテムを選ぶかはライフスタイルや目的に応じて決めるのが良いですよ。

 

【クリスティーナ】肌悩み別おすすめマスクアイテム

シートマスクは毎日使用すると肌に負担になる可能性がありますが、週に1〜3回のスペシャルケアとしてはとても効果的!

そこでこの章では、Shebelleのオンラインストアでも購入できるクリスティーナの塗るマスクアイテムを紹介します。

それぞれの効果が期待できる肌悩みやおすすめの肌質などは下記の表にまとめており、ひとつずつ紹介もしていくので、ぜひマスクアイテム選びの参考にしてみてくださいね。

アイテム名 効果が期待できる肌悩み おすすめの肌質
リフレッシングマスク(UNSTRESS ) 肌の栄養不足、乾燥

、鎮静

乾燥肌、敏感肌、インナードライ
セブアジャスターマスク(BIOPHYTHO) 毛穴、黒ずみ 脂性肌 、混合肌
ザターマスク(BIOPHYTHO) くすみ、赤ニキビ 乾燥肌、インナードライ
アンチルージュマスク(BIOPHYTHO) ニキビ 乾燥肌、敏感肌、混合肌
リバイタライジングマスク(BIOPHYTHO) くすみ、糖化 乾燥肌、混合肌
スムース&リギュレイトマスク(COMODEX) ニキビ、毛穴 脂性肌、混合肌
マスク(ILLUSTRIOUS) シミ、くすみ 乾燥肌、混合肌、インナードライ
ビューティマスク(MUSE) くすみ、乾燥 乾燥肌、敏感肌
レッドクローバータイトニングマスク(NUANCE) エイジング、シワ 乾燥肌、混合肌

 

リフレッシングマスク(UNSTRESS)

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リフレッシングマスク商品画像

リフレッシングマスクは、アンストレスシリーズのマスクアイテム。

肌の栄養不足や改善しない乾燥を感じている方にぜひ1度試していただきたい、水分と栄養を肌にチャージしてくれるアイテムです。

塗って寝るだけで、実際にサロンで行うアンストレスの施術をこれ1つにまとめたような保湿・鎮静効果が期待できますよ。

乾燥肌、インナードライ肌、敏感肌の方にとくにおすすめです。

 

セブアジャスターマスク(BIOPHYTHO)

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セブアジャスターマスクの商品画像

 

セブアジャスターマスクはクリスティーナのビオフィートシリーズのマスクアイテムで、皮脂悩みの救世主マスクです!

過剰な皮脂をしっかり吸着し、毛穴を引き締めてくれ、開き毛穴や黒ずみ毛穴をケアしてくれますよ。

抗酸化力の強いミネラルや植物エキスが配合されているため、肌の炎症をやわらげる効果も期待できます。

皮脂が気になる方におすすめで、部分使いしやすいので混合肌の方でもお使いいただけます!

 

ザターマスク(BIOPHYTHO)

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ザターマスクの商品画像
ザターマスクは、ビタミンA誘導体によって肌のターンオーバーを促し、肌にハリとツヤをもたらしてくれるマスクアイテムです。

また、スーパーフードであるザターのデトックス効果で、肌の強化も叶えてくれますよ。

ターンオーバーのサポートや水分・油分バランスの調整をしてくれるので、ニキビケアにもピッタリ。

混合肌やインナードライの方、乾燥肌の方と肌広くお使いいただけます♪

 

アンチルージュマスク(BIOPHYTHO)

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アンチルージュマスクの商品画像

アンチルージュマスクは、毛細血管由来の顔の赤みに悩む方にぜひ使っていただきたいマスクです。

週2回〜の使用で、肌への酸素供給を促しながらセラミドやビタミンを補給してくれ、肌の炎症を取り除いてくれます。

肌の赤みの原因となる毛細血管へ働きかけ、赤みの改善や肌の栄養補給を手伝ってくれるので、肌のレベルアップとともにエイジングケアもできちゃいますよ♪

ニキビの改善もサポートしてくれるため、乾燥肌の方もニキビが気になる方もお使いいただけます。

 

リバイタライジングマスク(BIOPHYTHO)

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リバイタライジングマスクの商品画像

リバイタライジングマスクは、肌の老化の原因にもなる「糖化」を阻止してくれるマスクアイテムです。

糖化は老化だけでなく、肌のくすみも引き起こすため、糖化ケアをすることで肌のエイジングケアとくすみケアも叶えられますよ。

甘いものが好きな方や、改善しないくすみにお悩みの方はお守りアイテムとしてもおすすめです。

乾燥肌から脂性肌まで、すべての肌質の方に使っていただけるアイテムですよ!

 

スムース&リギュレイトマスク(COMODEX)

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スムース&リギュレイトマスクの商品画像

スムース&リギュレイトマスクは、クリスティーナのなかでもニキビ(アクネ菌)ケアに特化したコモデックスシリーズのマスクアイテム。

過剰な皮脂を取り除き、アクネ菌のケアをすることでニキビの再発を阻止し、ニキビによる炎症や刺激を落ち着けてくれます。

同時にビタミンCの約270倍の美白効果を持つカンゾウ根エキスによって、毛穴の目立たないワントーン明るい肌へ導いてくれるマスクですよ。

ただ、乾燥肌の方が使用すると逆に乾燥を招く可能性があるので、脂性肌や混合肌の方におすすめです。

 

マスク(ILLUSTRIOUS)

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イラストリアスはクリスティーナの美白特化シリーズなので、そのイラストリアスのマスクも、美白効果が高いアイテムです。

美白効果だけでなく、ミネラルを細胞レベルで補給し、インナードライ肌を根本から改善してくれます。

1回の使用で透明感とうるおいを実感できるので、大切な予定の前に使用していただくのもおすすめですよ。

さらに、使用することでブルーライトや紫外線による肌へのダメージをケアして、いまあるシミだけでなく今後のシミのケアも叶えられます。

混合肌や肌の乾燥が気になる方におすすめですよ。

 

ビューティマスク(MUSE)

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ビューティーマスクの商品画像

ビューティーマスクはバラの幹細胞エキスを贅沢に使用したミューズシリーズのマスクアイテム。

肌にたっぷりとうるおいを補給しながら、栄養チャージもしてくれるので、肌の回復にぴったりなアイテムですよ。

肌のうるおいが足りていないと感じる方やインナードライの方にとくにおすすめできます。

さらにうるおいをチャージしてくれるのでくすみを改善し、肌のトーンも整えてくれるビューティーマスクは、メイク前の使用もとてもおすすめ。

1本持っておくと安心なアイテムです♪

 

レッドクローバータイトニングマスク(NUANCE)

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【ニュアンス】レッドクローバータイトニングマスクの商品画像

レッドクローバータイトマスクは、クリスティーナのニュアンスシリーズのスリーピングマスクです。

塗るとカプセル化されたビタミンEが肌の表面で弾け、フレッシュな状態で抗酸化作用を発揮してくれます。

さらに肌全体に水分と弾力を与えてくれるので、スペシャルケアにぴったりなアイテムですよ。

保湿と弾力ケア効果が高いため、乾燥肌の方や肌のエイジングサインが気になってきた方、シワやたるみを改善したい方におすすめです。

 

毎日のシートマスク使用に関するよくある質問

最後に、毎日シートマスクを使用することに関するよくある質問にお答えします。

  • 長時間使用しても良い?
  • デイリーマスクなら毎日使っても良い?
  • パックだけならオーバーケアにならない?

シートの使用方法についてより知りたい方は要チェックですよ!

 

長時間使用しても良い?

結論から述べると、シートマスクの長時間使用はシートの種類にかかわらずおすすめできません。

使用時間を守らずに長時間つけたままにすると、マスクが乾いていくのと同時に肌の水分まで奪ってしまい、かえって肌の乾燥を招くためです。

指定の時間では美容液が残っていてもったいないと感じる場合でも、指定された使用時間は守るようにしましょう。

 

デイリーマスクなら毎日使っても良い?

デイリーマスクといえど、毎日の使用にはやや慎重になる必要があります。

「毎日の使用OK」と記載されているデイリータイプのマスクは確かにありますが、全員に対してOKかというと、そうではない場合もあるのです。

たとえば防腐剤やアルコールなど、肌にとって刺激になるものも高頻度で使用することでダメージが蓄積する場合も。

そのため、デイリー使いOKだからという理由で使い続けるよりも、肌の調子や状態を見て使用するほうが効果を感じやすいですよ。

 

パックだけならオーバーケアにならない?

パックだけでスキンケアを終了させるのは、オーバーケアにはなりませんが、逆に肌のトラブルになる可能性があるため避けましょう。

シートマスクは化粧水や美容液に近く、それだけで終わらせてしまうと肌からどんどん水分が抜けてしまいます。

シートマスクを使用したあとも、乳液やクリームなどの油分系アイテムでフタをするようにしましょう。

 

シートマスクを上手に使って美肌ブースト!

この記事では、シートマスクを毎日使用するのがおすすめできない理由や、シートマスクの失敗しない使いかたなどについて解説しました。

手軽に肌にうるおいをチャージできるシートマスクですが、正しい使用方法や使用頻度を逸脱してしまうと、肌にとっては逆に刺激になる場合もあります。

一方で、正しく使用すれば効果的に肌にうるおいや美容成分を届けてくれるのも事実。

シートマスクを日々のケアのなかで適切に使用し、圧倒的な美肌を目指しましょう♪