3月に入り、「スキンケアは変えていないのに肌が荒れる」「急に赤みやかゆみが出る」といった肌の変化に戸惑いを感じていませんか?
突然肌の調子が悪くなると、鏡を見るだけで気分が下がってしまいますよね。
その突然の肌荒れの原因のひとつは、花粉かもしれません。
花粉による肌荒れの場合、「いつもの肌荒れだ」と思って放置せず、正しくケアを知ることで、予防や改善が可能です。
そこで今回は、肌の赤みやヒリつきを含む花粉による肌荒れについて解説します。
後半ではハーブピーリングなどのおすすめのケアについても紹介するので、最近突然肌が荒れてしまった人はぜひ参考にしてみてくださいね。
花粉でなぜ肌の赤みが出るのか?

まずはじめに、なぜ花粉によって肌の赤みやヒリつきが出るのかについて解説します。
前提として、マスクや紫外線、寒暖差など、外的刺激が重なる3月は、肌のバリア機能が乱れやすく、普段は問題ない方でもトラブルが起こりやすい時期です。
そのような状況のなか、花粉は目や鼻だけでなく、肌にも直接付着します。
バリア機能が弱っている状態では、花粉が角質層のすき間から肌に侵入しやすくなり、これを体が異物と判断するため、免疫反応が起こり炎症へつながるのです。

さらに、肌が乾燥していると、花粉の侵入による刺激はより強くなります。
つまり、バリア機能の低下、花粉、外的な刺激による肌の乾燥、これらが重なることで、春の肌荒れが引き起こされるのです。
花粉による肌トラブルの特徴

「最近、急に肌が敏感になった気がする」といった違和感は、花粉による肌バリアの低下のサインかもしれません。
この時期特有の肌トラブルには、以下のような特徴があります。
赤み:炎症が起きている証拠。皮膚の薄い部分や頬などがポッと赤くなりやすくなります。
ヒリつき:乾燥でバリア機能が低下し、外気や摩擦などのわずかな刺激にも過敏に反応してしまっている状態です。
目もと・フェイスラインの荒れ:花粉が付着しやすい部位や、髪が触れる輪郭まわりはとくにトラブルが集中しやすいです。
いつもよりスキンケアがしみる:普段使っている化粧水が突然ピリピリと感じるのは、肌のバリア機能が低下し、刺激に敏感になっているサインです。
上記のような違和感やサインを感じたら、できるだけ早めにケアしましょう。
放置するとより深刻な肌荒れを招くため、早めの鎮静ケアと保護が大切ですよ。
【肌の赤み予防】花粉時期のケアで意識すべきポイント

花粉の飛散がはじまるこの時期、肌の赤みやヒリつきを感じる際に必要なのは、レチノールなどを用いた攻めのケアではなく、徹底した「守りのケア」です。
この時期の肌は、花粉という外敵から身を守る力が弱まっています。
そこでとくに大切なのは、“落としすぎない”ケア。
洗浄力の強すぎるクレンジングは、肌に必要な潤いまで奪い、バリア機能をさらに低下させてしまいます。
たっぷりの泡や厚みのあるミルクで、摩擦を避けながら優しく洗いあげることを心がけてください。
また、ほかにも以下のポイントを意識したケアを行い、肌をすこやかな状態に保ちましょう。
低刺激ケア:デリケートな時期は、アルコールフリーなどの肌に優しい処方を選びましょう。
保湿重視:水分と油分のバランスを整え、乾燥による負担を取り除くことが大切です。
鎮静ケア:赤みやほてりを感じる部分には、炎症を穏やかに落ち着かせるお手入れが必要。
帰宅後はできるだけ早く洗顔:肌に付着した花粉を長時間放置せず、速やかに取りのぞきます。
肌の赤みを悪化させる!やりがちなNGケア3選

肌の赤みが気になったときに、「いつもよりしっかりケアしなきゃ!」と思う方ほどやってしまいがちな3つのNGケアがあります。
- 良かれと思った「落としすぎクレンジング」
- 浸透させようと「叩き込むパッティング」
- スッキリしたいときの「熱めのお湯での洗顔・入浴」
これらを日常的に行ってしまうと、きちんとケアしているのにどんどん赤みが悪化するという悪循環に……。
悪循環を断ち切るためにも、「やってしまっていないかな?」とチェックしてみてください!
良かれと思った「落としすぎのクレンジング」
「汚れをしっかり落とさなきゃ」という思いが、じつは肌の赤みを引き起こす最大の引き金になっている可能性があります。
肌にダメージにならないよう、汚れをしっかり落とすために洗浄力の強すぎるクレンジング剤を選んだり、長時間クルクルと肌を擦ったりしていませんか?
肌の表面にある角質層には、水分を蓄え外的な刺激からを守るバリア機能が備わっています。
しかし、過度なクレンジングはこのバリアに欠かせない「細胞間脂質(セラミドなど)」や「天然保湿因子(NMF)」まで一緒に洗い流してしまうのです。
皮膚科学のデータでも、バリア機能が低下した肌はとても乾燥しやすく、外的な刺激に過敏に反応して赤みや炎症が出やすくなることが示されています。
そのため、この時期は「落とす」ことよりも「守る」ことを優先するのが重要。
優しい洗い上がりで摩擦が起こりにくいクレンジングアイテムを選び、指が直接肌に触れないくらいの優しい力加減で、短時間で仕上げるのが鉄則です。
「洗い上がりにつっぱり感がないこと」を基準に、クレンジングを見直してみましょう。
浸透させようと「叩き込むパッティング」
より肌に浸透させようと、化粧水をパンパンとお肌に叩き込んでいませんか?
じつは、このパッティングによる物理的な衝撃こそが、赤みを長引かせる原因のひとつです。
肌の厚さはわずかラップ1枚分(約0.02mm)程度といわれています。
その繊細な組織に対して叩く刺激を与えると、毛細血管が拡張して赤みが目立つようになったり、微細な傷からさらなる炎症を招いたりする恐れがあります。
「浸透」とは、物理的な力で押し込むことではなく、成分が角質層の隙間にゆっくりと馴染んでいくプロセスです。
効果的なのは、手のひらの体温を利用してやさしく包み込むハンドプレス。
手のひらで顔全体を覆い、じわ〜っと馴染ませることで、肌を摩擦から守りながらうるおいを届けることができますよ。
とくに赤みが気になる部分は、指先で触れるのも最小限に。
「お豆腐を触るような優しさ」でお手入れすることが、すこやかな肌を取り戻す近道です。
スッキリしたいときの「熱めのお湯での洗顔・入浴」
寒い日や、疲れた日などは、熱めのお湯で入浴するとスッキリして気持ちがいいですよね。
しかし、40℃を超えるような熱めのお湯は、美肌に必要な皮脂まで一瞬で溶かし出してしまうため、避けるのがベター。
皮脂は天然のクリームとして肌を保護する役割を持っていますが、高い温度のお湯に触れると、本来残しておくべき油分まで奪われ、肌は砂漠のように乾燥した状態に陥ります。
乾燥した肌は外的な刺激に対して無防備になるため、入浴後に急激に赤みが増したり、ヒリつきを感じたりする原因になります。
また、熱による刺激そのものが血管を広げ、慢性的な赤ら顔を招くリスクも指摘されています。
入浴の温度は、38℃程度のぬるま湯が理想で、洗顔は顔をすすいだときに「少し冷たいかな?」と感じるくらいがベスト。
また、洗顔料を流す際はシャワーを直接当てるのではなく、手でお湯をすくってやさしく行いましょう。
温度を数度下げるだけで、お肌のしっとり感は驚くほど変わりますよ。
スキンケアだけじゃない!花粉による肌の赤みを悪化させる盲点習慣3つ

花粉による肌の赤みやヒリつきはスキンケアだけでケアできるかというと、じつはそうではありません。
何気ない日常のなかにも、花粉による影響を長引かせてしまう習慣が潜んでいます。
ここではそのうち、とくに多い「盲点習慣」を3つ紹介します。
- 「帰宅後の放置」が招く花粉の居座り
- 睡眠不足が低下させる肌の修復力
- 水分摂取不足による代謝の滞り
少しの意識で肌は変わっていくので、ぜひチェックして改善していきましょう!
「帰宅後の放置」が招く花粉の居座り
疲れて帰宅したあとは、とりあえずソファで一休みしたいですよね。
しかし、その時間が肌の赤みを進行させている可能性があります。
静電気を帯びた花粉は磁石のように肌に吸着し、微細な炎症を引き起こし続けます。
花粉を肌に乗せたままにするのは、肌にとって「ずっと刺激を与え続けている」のと同じ状態です。
そのため、大切なのは、帰宅後できるだけ早くクレンジングで肌をリセットすること。
「お風呂まで待つ」のではなく「帰宅したら即洗顔」を徹底しましょう。
肌に付着した花粉を早めに洗い流すだけで、肌のムズムズ感やほてりが軽減されやすいですよ。
手軽にはじめられるケアとして、まずこの「帰宅後即リセット」をルーティンに取り入れてみてください。
睡眠不足が低下させる肌の修復力
睡眠は、肌が自らダメージを修復し、バリア機能を立て直すためのゴールデンタイムです。
そのため、睡眠不足が続くと、肌の生まれ変わりであるターンオーバーを促す成長ホルモンの分泌が低下し、炎症が長引いてしまいます。
花粉の影響でバリア機能が低下している時期に睡眠が足りないと、肌はダメージを自力で回復できず、慢性的な赤みとして定着しやすくなるのです。
とはいえ、なにかと忙しい3月。
睡眠時間を急に確保するのが難しい方もいますよね。
そのような方は、まず睡眠の「質」を高めることを意識してみてください。
入浴から就寝まで時間を空け、寝る前のスマホを控えるだけでも、睡眠の質は向上します。
肌の回復時間を確保してあげることは、スキンケア以外での効果的な肌の鎮静ケアであるといえますよ。
水分摂取不足による代謝の滞り
体内の水分が不足すると、肌の代謝であるターンオーバーが滞り、ダメージを受けた細胞が表面に留まりやすくなります。
とくに乾燥しやすい時期は、肌の内側からのうるおいも大切です。
一度に大量に飲むのではなく、常温の水をこまめに摂取することで、肌のデトックスサイクルをサポートしましょう。
水分が満ちている肌は、外的な刺激をはね返すバリア機能も正常に働きやすくなります。
日々の「こまめな水分補給」は、お金をかけずにできる最高の肌質改善法だといえますよ。
意識的に水分を摂る習慣をつけるだけで、肌の水分量や透明感を実感しやすくもなります。
まずは気がついたときに水を飲むことからはじめてみましょう。
花粉による肌の赤み・ゆらぎに有効なサロンケア3選

花粉によるなかなか治らない肌の赤みやヒリつき、ゆらぎには、肌のプロである美容サロンの手を借りるのもひとつの手です。
花粉シーズンのケアの鍵は「守り」と「回復」。
花粉による肌トラブルは、花粉そのものよりも「弱ったバリア」に刺激が入ることで起こります。
そのためこの時期は強いピーリングよりも、回復力を高める施術がおすすめです。
- アンストレス
- ビオフィート
- ニュアンス&ミューズ
この章では上記の、回復力を高め、その先へとつなげるサロンケアを紹介します。
【鎮静・水分補給】UNSTRESS|アンストレス
アンストレスは、クリスティーナのなかでも、肌を落ち着けることや肌に水分を補給することに特化したケア。
ゆらぎやすい肌を整え、バリア機能の強化をサポートしてくれる施術です。
肌の赤みやかゆみ、ヒリつきが気になるときにも受けられるほどやさしいケアなのが魅力のひとつ。
集中ケアでバリア機能を底上げし、炎症を落ち着かせ、水分たっぷりの肌に仕上げてくれますよ。
肌の土台が整うことで、肌そのものがダメージをケアする修復力もサポート。
継続して受ければ、「肌荒れを起こしにくい肌土台」に導いてくれる、この時期にとくにおすすめの施術であるといえます。
【ハーブピーリング】BIOPHYTO|ビオフィート
ハーブピーリングは刺激が強い施術だというイメージがあるかもしれませんが、ビオフィートは100%植物由来の成分を使用したやさしいハーブピーリングです。
剥離を起こさないため、ダウンタイムもありません。
花粉時期は血流や自律神経も乱れやすく、肌の代謝であるターンオーバーも乱れがち。
そんなこの時期だからこそ、毛細血管のケアや肌のターンオーバーをサポートし、肌のめぐりを整え、ストレスを溜め込まない肌へ導いてくれるビオフィートがおすすめできます。
乾燥や炎症が気になる方だけでなく、乾燥とテカりが混在する混合肌の方にもおすすめの施術ですよ。
【ステップアップケア】NUANCE&MUSE|ニュアンス&ミューズ
ニュアンスとミューズの組みあわせは、炎症が落ち着いた方の次のステップとしておすすめの施術です。
ニュアンスとミューズはそれぞれ単体でもエイジングケアなどに効果的な施術ですが、組みあわせることによってさらなる相乗効果が期待できます。
このふたつの施術で期待できる効果はおもに以下の3つ。
- 細胞レベルの活性をサポートし、いきいきとした印象の肌へ導く
- 蓄積したストレスなどをケアし、フレッシュな肌へ導く
- 肌本来の美しさを呼び覚まし、なめらかな質感へ導く
花粉による肌荒れをケアし、落ち着いた頃にこのようなステップアップのケアを入れることで、ワンランク上の美肌を目指せますよ。
組みあわせた施術をご希望の際は、お気軽にスタッフにご相談ください!
プロが厳選!花粉時期におすすめのホームケアアイテム3つ

最後に、肌のプロであるエステティシャンが厳選する、花粉の時期におすすめのホームケアアイテムを3つ紹介します。
- UNSTRESS ジェントル クレンジング ミルク
- UNSTRESS アブソルートリラクサー
- BIOPHYTO バランシング クリーム
すこやかな肌を保つためには、適切なホームケアがとても大切です。
ぜひアイテム選びの参考にして、荒れやすい3月を乗り切っていきましょう!
UNSTRESS ジェントルクレンジングミルク
アンストレスのジェントルクレンジングミルクは、花粉などで荒れやすい肌の方におすすめのクレンジングアイテムです。
花粉の時期はバリア機能の低下も起こりやすいので、クレンジングによる落としすぎが一番危険。
「洗いすぎない、でも花粉はきちんと落とす」というバランスがとても大切です。
ジェントルクレンジングミルクは石鹸不使用でW洗顔不要なので、乾燥を防ぎながらやさしく汚れをオフしてくれますよ。
「洗った直後から乾燥する」という方にも特におすすめです。
UNSTRESS アブソリュートリラクサー
アブソリュートリラクサーも、花粉による赤みやヒリつきを感じている方におすすめの美容液です。
花粉や外的ストレスでゆらいでいる肌は、水分保持力が低下しているといえます。
アブソルートリラクサーは、
- 高保水設計
- 敏感状態でも使いやすい
- ゆらぎケア特化
という三拍子が揃った美容液。
何を塗っても乾燥するヒリヒリする、そんな時の立て直しにピッタリのアイテムですよ。
肌が荒れやすい時期のお守り美容液としてもおすすめできます。
BIOPHYTO バランシングクリーム
顔の部分的な乾燥や赤みが気になる、という方には、ビオフィートのバランシングクリームがおすすめ。
乾燥するのにテカる、赤みが出やすい、ニキビが悪化する、という「混合ゆらぎ」には、バリア機能を整えながら保湿するのがポイントです。
バランシングクリームはバリア機能のケアだけでなく、皮脂バランスを正常に整えるサポートをし、赤みや刺激感にアプローチしてくれますよ。
Tゾーンだけなどの部分使いもできるアイテムなので、混合肌でゆらぎやすい方にぜひ手にとってほしいクリームであるといえます。
正しいケアで、春も透明感あふれる素肌をキープ!

花粉の時期の肌トラブルは、特別なことではありません。
それは肌のバリア機能が少し疲れているサイン。
そのため、焦って強いケアを重ねるのではなく、「守る」「整える」ことを優先したケアが大切です。
現在の肌状態を正しく知り、刺激を減らし、回復力を高めていくことで、季節でゆらぎにくい肌を育てていくことは可能です。
花粉の時期こそ、自分の肌を丁寧に扱うタイミング。
無理のないケアで、安心してこの季節を乗り越えていきましょう。










